●困難を乗り越えた後の強さ (Strength after overcoming difficulties)

困難を乗り越えた後の強さ 前回の投稿でも書きましたが、数年前まで社内での大きな対立を経験し、 その後は会社全体の人数と売上が、半分の規模に縮小するという結果になりました。 当時は、売上という観点でとてもうまくいっていた対立派の方針を擁護する人が多かったため、 私が自分の考えに即して努力していても、それが目先の売上に直結しないことであれば常に反発されるという、かなり困難な状況が続いていました。 会社が縮小したちょうどその翌月から世界中でコロナが広まりましたが、幸いにも悪影響はほとんどなく、 家で料理をする人が増えたためか、規模縮小後にメインとなった輸出部門の売上はむしろ上がりました。 その結果、周りの人の私を見る目が変わったこともあり以前のような大きな反発がない中で、自分がやりたいことにもっと多くの時間を使えるようになりました。 「人生で修羅場を乗り越えた人は強い」と、聞いたことがあります。 今回、自分もこのような状況を経験して、感じたことがあります。 確かに以前よりは多少メンタルが強くなっているようにも思いますが、それよりももっと大きな変化は 「自分の手で困難を乗り越えた」「自分のやり方は間違っていなかった」という自信を持てるようになったことです。 それ以降は、他人の意見が自分の意見と逆のものだったとしても、それまでのように自分の考えを否定されたとは感じず、 「単に考え方の違い」ととらえられるようになり、自分の意見も相手の意見も尊重できるようになりました。 意見の相違や、多少の環境の変化があっても、簡単には自分の考えが揺るがない自信に満ちた様子が、 強さを兼ね備えているように見えるのかも知れません。 Strength after overcoming difficulties As I mentioned in my previous post, I experienced a major conflict within the company until several years ago. As … Read More

●自信に満ち溢れた 心の優しい人 (A kind-hearted person who is full of confidence)

自信に満ち溢れた 心の優しい人 自分の考えや行動など、あらゆることを受け入れてくれるような優しい人に出会うことがあります。そのような方は自信に満ち溢れているように思いますし、自分もそんなふうになりたいと憧れるばかりです。 これまでは「元からそのような人格を備えた人」なのだと思っていましたが、最近はそれだけが理由ではないように感じてきました。 人に優しくするためには、自分自身のストレスを減らし、自己肯定感を高める必要があると思います。 逆に、素晴らしい人格を備えていたとしても、大きなストレスにさらされ続けるような環境では、 人に優しくするのは難しいようにも思います。 もしそれが真実だとすると、ストレスにさらされる既存の環境をいかに手放せるかが重要です。新しい環境は目先の利益を失うことにもつながりかねないので、そこに進むためには相応の覚悟が必要だと思います。 僕自身、数年前まで社内での大きな対立を経験しました。どちらが正解、不正解という訳ではなく、方針の違いによるものです。 売上の多くを稼ぐ彼らから「袂を分かつ」という報告を受け取ったときは、多少の不安はありました。でも、「今よりももっと自分のやりたいことに挑戦できる」という期待の方がはるかに大きかったことを覚えています。 僕自身が急激に人格が変わった訳ではないはずですが、自己肯定感が高まったことにより、今では以前よりも少しだけ周りの人に 優しくなれるようになった気がします。 それにより、接する人達の自己肯定感も高まることにつながり、社員の仕事におけるパフォーマンスが高まったり、 家族との関係性もよくなったように思います。 優しさの裏側には、強さがあることを知りました。 今後も何かを決断する際は自分を信じて、新しいことに挑戦していきたいと思います。 A kind-hearted person who is full of confidence Sometimes in my life I meet kind people who accept everything about me, including my thoughts … Read More