●褒めることと 認めること (praise and approval)
褒めることと 認めること 前回の投稿で、部下の仕事ぶりに対してフィードバックする方法として、『褒める』ではなく『承認』という表現を使いました。 これまで色んなところで、『部下は褒めて育てろ』という言葉を目にしたことのある方も多いかと思います。 『そりゃ誰でも褒められれば嬉しいし、もちろん成長しやすいとは思うけど、今までそんな事やった事もないし、 無理してやったとしても気持ち悪がられるに決まってる。。』と、以前の僕は感じました。 あなたもそうでしょうか? そもそも『褒める』なんてのはハードルが高すぎて、よっぽど表彰式のような状況でないと上手くハマらないのでは?と個人的には思います。 その後、色んな情報に触れるうち、『”承認”でも褒めることと同じような効果があるらしい』ということを知りました。 承認とは『相手の存在や仕事ぶりを認めること』なので、過剰な表現を使う必要がありません。 承認について、自分自身の経験で思い出したことがありました。 社会人1年目で一般企業で働いていた時、上司からある仕事に挑戦することを打診されました。 その際、『他の誰でもなく、君だからこの仕事を任せようと思う』と声を掛けて下さいました。 もちろん当時は新人なので何の実績もない状態だったのですが、これにより『普段の働きぶりを認めてくれたのだ』と強く実感することができ、僕が大きな自身を持つきっかけになりました。 『君の仕事ぶりはすごい!』と褒めた訳ではなく、通常のトーンでさらりと伝えてくれたからこそ、スムーズに受け入れられたのだと思います。 Praise and Approval In my previous post, I used the expression “approval” rather than “praise” as a way to give feedback on the work performance … Read More