●仕事を任せること (Delegating work)

仕事を任せること 他人に仕事を任せることができず、全部自分でやらないと気が済まない人は多いと思います。 僕もごく最近までこの状態に陥っていました。 ただここ最近では、自分自身と環境の変化に後押しされる形で、ようやく仕事を少しずつ任せられるようになり、それによる利点を感じることも増えてきました。 40代も半ばを過ぎると、若い頃に比べて一つのことを突き詰める集中力が落ちてきます。 また、事業を新たな領域に進めたいと思っても、自分ひとりの力だけでは限界を感じることも増え、少しずつ任せられるようになってきました。 もちろん『誰にどんな案件を任せるか』が一番重要ですが、それがうまくいくと色んなメリットがあります。 自分が得意な仕事だったとしても、自分よりも得意な部下がいれば、当然その人に任せた方がよりよい結果を生みます。 また、複数人にそれぞれの案件を任せると、それらが同時進行で進むので、自分一人で全てを進める時よりも断然スピード感が出ます。 さらに個人的に一番効果を感じたのは『承認によるモチベーションアップ』です。 自分一人で仕事を抱えている場合、承認やフィードバックを得られるのは基本的には顧客からだけです。 その場合、商品として世に出ない限りはそれを得られることはありませんし、またさほどヒットしなかった場合は、ほとんどフィードバックが得られないこともあると思います。 この状態が長く続くと、ある時『何のために仕事をしているのかが分からない』 というような、孤独な状態に陥ってしまいます。実際に僕がそのような状態でした。 部下に仕事を任せた場合、進捗を確認した時などには自分がいつでも承認できるため、身近なところでその人のやりがいを作り出すことができます。 さらに、その人が作り出したものが商品化される前でも、あるいは商品が売れなかったとしても、良いと思った箇所を見つけてピンポイントで承認できるというところが、手軽にやりがいを作り出せるポイントです。 Delegating work I think there are many people who can’t delegate work to others and want to do everything themselves. I was also in … Read More